退団の可能性が報じられたベナルアン(左)、ウジョア(中央)、ムサ(右) [写真]=Plumb Images/Leicester City FC via Getty Images
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターでは、3人の選手に退団の噂が出ているようだ。イギリスメディア『デイリーミラー』が、22日に報じている。
同メディアが名前を挙げたのは、今シーズンのリーグ戦で一切の出場機会を与えられていないアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョア、ナイジェリア代表FWアーメド・ムサ、チュニジア人DFヨアン・ベナルアンの3選手。クロード・ピュエル監督はこれらの選手を売却する可能性を排除しないだろう、と伝えている。
ピュエル監督は試合に起用されない選手たちについて、次のように語っている。
「今の段階では、先発で出場する選手がいて、ベンチの選手がいて、あるいはプレーできない選手もいる。だが、彼らにも試合でプレーするためのいくつかのチャンスは存在している。なので、ポジティブな姿勢を保ち、強さとハードワークをピッチ上で見せる必要がある。彼らはプロフェッショナルで、トレーニングセッションにおいても非常に集中しているんだ」
「彼らは時折、良いレベルを保つためにU-23のチームでプレーしている。それはとても重要なことだ。11月と12月の試合を終えた後に、もちろん我々は移籍市場を見ることになる。全ての選手にとってのプレー時間が十分かどうかを確認し、仮に異なる選手を手にすると何ができるかを見ていくことになるだろう」
「ただ、私は現時点ではこのチームの努力に満足しているよ」
ウジョアは2014年7月に1000万ポンド(約14億円)、ムサは2016年7月に1600万ポンド(約22億円)と、ともに当時のクラブ史上最高額となる移籍金でレスターへと加入した。
ウジョアは加入1シーズン目から37試合に出場して11得点を記録し、翌シーズンにはスタメンを外れる機会が増えたものの、29試合で6得点を決めて奇跡とも言われたリーグ優勝にも貢献。高い期待に応える活躍を見せていた。
ところが、昨シーズンは16試合に出場して1得点と結果を残せず。今シーズンは先述の通り出場機会がなく、より厳しい立場に追い込まれている。
加入1年目の昨シーズンはリーグ戦21試合で2得点に終わったムサと、2015年の夏に加入してからリーグ戦15試合の出場にとどまっているベナルアンは、期待に応えられたとは言い難い状況のままだ。余剰戦力となりつつある3選手の今後は、どのようになっていくのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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