リヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、ユルゲン・クロップ監督の下でプレーをすることによって訪れた自身の変化について語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』での同選手の発言を引用する形で、25日付のイギリス紙『メトロ』が報じている。
サラーは今夏、ローマから4200万ユーロ(約52億円)の移籍金でリヴァプールに加入。セリエAでは昨シーズンに15ゴール、2015-16シーズンに14ゴールをマークしていたが、今シーズンは既にプレミアリーグで15ゴールを決めており、現在トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインと並んで得点ランクのトップに立っている。
リヴァプールで印象的な活躍を見せるサラーは『スカイスポーツ』に対し、「今の監督は、これまでいたどのクラブよりも僕をゴールの近くに置いてくれている。いつもゴール前にいれるわけだから、ゴールもしやすくなるよね」とコメント。クロップ監督の起用法に感謝しているという。
またチームメイトの存在も自身の好調の一助になっているといい、「リヴァプールに加入した時とローマに加わった時とでは少し違った。でも監督が僕に求めていることがすぐに分かったし、能力の高い他の選手たちの存在も助けになった。最初の日から自分の目標は明確だったし、プレシーズンでも点を取れたから、いい出だしだったよ」と加入当初のことを振り返っている。
「いつも言っているように、偶然なんて存在しない。頑張れば頑張った分だけ、それだけの見返りを期待できるんだ」と語るサラー。シーズン終盤に向けてもこの調子を維持することができるのだろうか。