マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが復帰するという噂について聞かれ、「全監督、世界中のクラブが獲得を希望している選手」と答え、やんわりと否定した。クラブ公式サイトが25日に伝えた。
モウリーニョ監督は先日、夏に大物選手を獲得するようになると発言したばかりで、25日午後に開かれた会見では、その選手がC・ロナウドになる可能性を聞かれた。
現在レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラ4位で、首位バルセロナとは勝ち点19差。スペインのメディアは、調子を落とすC・ロナウドのレアル・マドリードでの輝かしいキャリアも終焉を迎える可能性があると伝えている。
2010年から13年までレアル・マドリードの指揮官を務めたモウリーニョ監督は会見で、「マドリードは危ない状態。戦績も良くない。しかし、私が3年在籍したクラブで、気にしているクラブだ。彼らの状況を悪くするようなことを言うべきではない」と語った。
「騒ぎを鎮めるために言うことがあるとすれば、クリスティアーノは、全監督、全クラブが欲しがる選手だ。しかし、たった1人の監督、たった1つのクラブしか彼を持てない。それは、（ジネディーヌ・）ジダンとレアル・マドリードだ。私はそう思っている」