チェルシー移籍は破談に終わったジェコ [写真]=Getty Images
チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、今冬の移籍市場でボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコを獲得することはないと断言した。30日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
チェルシーは一時期、ローマとジェコ移籍で交渉が成立し、移籍金3000万ユーロ(約40億5000万円)に加え、400万ユーロ(約5億4000万円)のボーナスが支払われることで合意に至ったことが報じられていた。
しかし、その後ローマ側が移籍金の要求額を4000万ユーロ(約54億円)まで引き上げたことや、ジェコの代役として活躍が期待されていたチェコ代表FWパトリック・シックがケガにより戦列を離れたことなどからジェコ放出に難色を示すようになり、交渉は決裂したことが伝えられている。
ジェコについて問われたコンテ監督は「私は他のチームの選手について語るのは好きではない。でも彼はローマの選手だと思う。引き続きローマの選手であると思うよ」とチェルシー加入を否定。移籍成立間近と報じられていたジェコのチェルシー移籍は完全に無くなったようだ。
By サッカーキング編集部
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