ポチェッティーノ監督、“愛弟子”メイソンの手助けを約束「これから幸せになれる」

ポチェッティーノ監督

愛弟子の引退を惜しむポチェッティーノ監督 [写真]=Getty Images

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、先日26歳で現役引退を発表した元イングランド代表MFライアン・メイソンに対して最大限のサポートを行うことを表明した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 メイソンは、昨年1月22日に頭蓋骨を骨折し、手術を受けた。12カ月に渡って治療を続けたものの、ピッチ上に戻ることは叶わなかった。トッテナム在籍時の同選手を指導したポチェッティーノ監督は、「彼と初めて会った時のことをよく覚えている」と、昔を思い出しながら引退を惜しんだ。

「私が初めてトッテナムに来た時、関係者から、彼はこのクラブで出場したことがないと聞いていたんだ。なぜなら、ローン移籍を繰り返していたからね。練習を見ていても、とても苦しそうだった。でも、オフシーズンにアメリカへ向かった時、彼と30分ほど話したよ。そこで彼のキャラクターを好きになったんだ」

「プレシーズンで、彼は私の考えを全て理解していたね。戦術トレーニングを数回やっただけで、どう動くべきかを頭に入れていたんだ。本当に素晴らしい選手だったさ」

「メイソンと彼の家族を愛している」と同選手への信頼を語ったポチェッティーノ監督は、引退後のキャリアの手助けを望んでいる。「成功すべき人間だし、これから幸せになれると確信している。すでにクラブのトレーニング施設に顔を出している。コーチになる可能性だってあるよ」

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