ボーンマスのMFルイス・クックがイングランド代表デビューを飾ったことで、同選手の祖父が多大な利益を得たようだ。27日付のイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
今シーズン、ボーンマスでプレミアリーグ23試合に出場している21歳のクックは、昨年夏に行われたU-20ワールドカップの優勝メンバー。同年11月にA代表初選出を果たしたものの、出場機会は得られなかった。
そして今月の国際Aマッチウイークに向けて、再びA代表入りを果たしたクック。27日に行われたイタリア代表との国際親善試合で71分からピッチに立ち、念願のデビューを果たした。
記念すべき日はクックだけでなく、同選手の祖父であるトレヴァー・バーリンガムさんにとっても、忘れることができない日になったようだ。バーリンガムさんはクックがまだ17歳だった2014年に「クックが26歳になるまでにイングランド代表デビューを果たす」という当時34倍のオッズを示した賭けに500ポンド(約7万5000円)を投じていた。今回の代表デビューによって、1万7000ポンド(約250万円)の配当金を受け取ることになったという。
なお、過去には似た事例として、2013年にリヴァプールのMFハリー・ウィルソン(現在はハルにレンタル移籍中)がウェールズ代表デビューを果たした際に、祖父のピーター・エドワーズさんが12万5000ポンド(約1900万円)を手にしたことがあった。それに比べればやや少額ではあるものの、いずれにせよ、クックは最高の“おじいちゃん孝行”を果たすことができたようだ。
(記事/Footmedia)