ポチェッティーノ監督、19位ストークとの試合は「チェルシー戦よりタフだった」

　トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、7日に行われたストークとの試合についてコメントを残した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、7日付で報じている。

　トッテナムは52分にデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンのゴールで先制に成功したものの、57分にストークのセネガル代表FWマメ・ビラム・ディウフの得点で同点に追いつかれる。しかし、63分にエリクセンのこの日2点目となるゴールで勝ち越しに成功すると、このリードを守りきって2－1で勝利を収めている。

　現在降格圏内の19位に位置しているストークだが、その戦いぶりは敵将からも高い評価を受けたようだ。ポチェッティーノ監督は試合後、次のように語っている。

「とてもタフだった。私は昨日の記者会見で、ハングリー精神とモチベーションを持って向かってくるストークと難しい雰囲気の中で戦うことは常にタフで、チェルシー戦よりも難しい試合になるはずだと言ったね」

「まさにその通りのことが試合中に起こった。よりタフな試合だったが、我々は勝利に値したと思っているよ。我々のほうが優れていたが、多くの苦労も経験した。勝ち点3を得るために、大いにファイトしたよ」

　ポチェッティーノ監督はこの試合でトッテナムの選手たちが見せたプレーについても称賛の言葉を贈っており、「非常にプロフェッショナルなパフォーマンスだった」と語った上で次のように続けている。

「チェルシー戦のようにファンタスティックなものではなかったが、私はこの試合でのパフォーマンスはプロフェッショナルなものだったと考えているよ」

　ストーク戦で積み上げた勝ち点3は、トッテナムにとってトップ４争いを占う上でも重要なものとなってくる。ポチェッティーノ監督は現在置かれた状況を整理しつつ、以下のように展望を語っている。

「この3ポイントはトップ4争いにおいて我々をとても良いポジションに押し上げてくれるものだから、私はとても幸せだ。これで（3位の）リヴァプールと勝ち点で並んだが、消化した試合数は我々の方がひとつ少ない。だから、今後については楽観的だよ」