リヴァプールOBが逆転弾のアザールを絶賛「プレミアリーグで一番」

　リヴァプールのレジェンドで、現在は解説者として活躍する元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールを絶賛した。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　カラバオ・カップ3回戦が26日に行われ、リヴァプールとチェルシーが対戦。1－1で迎えた85分、アザールが個人技から逆転弾を記録。チェルシーが4回戦進出を決めた一方、敗れたリヴァプールは今季初黒星となった。

　同試合を振り返ったキャラガー氏は、アザールを元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏や、元ブラジル代表FWペレと比較し、プレミアリーグで一番の選手であることを強調した。

「全ての素晴らしい選手はパワーを持っている。ティエリ・アンリや、デニス・ベルカンプ、ジャンフランコ・ゾラ、さらには、マラドーナやペレまでさかのぼって考えてみてもそうだ。彼らのような選手はどうやったら止められるんだ？」

「彼らからボールを奪うことは困難で、それはアザールも同じだ。彼の足や背中にはとてつもない力強さがある。（得点を決めた場面で）ボールを受けた位置は決していい場所ではなかった。それでも、ゴールを決めてしまった」

「私は解説で彼がプレミアリーグで一番の選手だと言った。でも、それは彼がゴールを決めたからではない。（ロシア）W杯でも一番の選手に選ばれるべきだったと思うよ。間違いなくスーパースターだ。彼が最後に国内のカップ戦でプレーしたのは（昨シーズンの）FA杯決勝だ。その試合でも彼は自ら獲得したPKを決めて優勝した。今日の試合も同じように彼が勝利へと導いたんだ」