サンチェス、冬の移籍市場でマンU退団か…PSGが新天地の候補に

　マンチェスター・Uに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスが、パリ・サンジェルマン（PSG）への移籍を希望しているようだ。9日付のイギリス紙『メトロ』が報じている。

　サンチェスは今季のプレミアリーグでここまで8試合に出場しているが、わずか1ゴールしか挙げられていない。同じポジションのライバルであるフランス代表FWアントニー・マルシャルが現在好調を維持しており、サンチェスの出場機会は今後さらに減少していくことが予想されている。また、サンチェスはチームメイトと良い関係を構築できていないことや、ジョゼ・モウリーニョ監督の戦術に不満を持っていることなども度々報じられている。これらが引き金となって、サンチェスは1月から始まる冬の移籍市場でマンチェスター・Uを去りたがっているという。

　いくつかのクラブがサンチェスの獲得に関心を示しているものの、サンチェスが希望する移籍先はPSGのようだ。同紙によると、サンチェスはかつてプレーしたバルセロナやアーセナルのような大都市のクラブへの移籍を希望しており、パリに本拠地を置くPSGはサンチェスにとって格好の移籍先となっているようだ。

　現在29歳のサンチェスはウディネーゼやバルセロナなどのクラブでプレーした後、2014年夏にアーセナルへ加入。3シーズン連続で二桁得点を記録するなどチームの中心選手として活躍した。2018年1月からマンチェスター・Uでプレーしている。