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37歳の元英代表J・コール、現役引退を表明「靴を脱ぐ時がきた」

2018.11.13

現役引退を発表したJ・コール(写真は2010年のもの) [写真]=Getty Images

 NASL(北米サッカーリーグ、アメリカ2部相当)のタンパベイ・ローディーズに所属する元イングランド代表MFジョー・コールが現役引退を表明した。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 J・コールは「20年間のプロ生活を終えて、靴を脱ぐ時がきた」とコメントを発表し、次のように続けた。

「プロ選手として好きだったことは、勝利した後にドレッシングルームに戻っていくときはすごく楽しかった。あれを再現することは難しいが、かつてのチームメイトたちとその経験を共にしたことを忘れはしない」

「私はとても幸運で、この時代で最高の選手たちの何人かとは一緒にプレーすることができて、その中の多くの選手たちを友達と呼ぶことができた」

「そして、チェルシーでタイトルを獲得したことは私にとって特に特別なことだった。そういった記憶はいつまでも残り続けるし、家族と一緒に思い出を共有することもできた」

ジョー・コール

(左から)J・コール、A・コール、ランパード(写真は2010年のもの) [写真]=Getty Images

 3度のプレミアリーグ優勝や3度のFAカップ優勝などのタイトルを獲得したチェルシー時代の思い出を語ったJ・コールは、今後の目標について次のように語った。

「将来はサッカーに関わっていきたいと思っている。私はコーチとして多くのことを教えることができると思っているし、そういったことを少しローディーズで担う機会を与えてもらっていたことは本当に嬉しく思っている。他の若い選手たちに自分が経験してきたことを伝えて彼らの夢を叶えさせていくことは、自分にとって大きなモチベーションとなっている」

 現在37歳のJ・コールは、ウェストハムの下部組織出身で、1999年に17歳にしてトップチームデビューを飾った。2003年夏にチェルシーに加入すると、公式戦280試合に出場し、40ゴール42アシストをマーク。2010年夏にリヴァプールに移籍すると、その後、リール、ウェストハム、アストン・ヴィラ、コヴェントリーを経て、2016年5月にタンパベイ・ローディーズに移籍。今シーズンはリーグ戦30試合に出場し、4ゴール2アシストを記録した。

 また、2001年5月にイングランド代表デビューを飾り、2002年の日韓大会から3大会連続でワールドカップ出場を果たした。代表通算は56試合に出場し、10ゴール14アシストを記録した。

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