マンUがデ・ヘアの契約延長条項行使へ…20年夏まで残留か、今後も交渉継続

　マンチェスター・Uは29日、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアとの契約延長オプションを行使したようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が29日に報じている。

　報道によると、現行契約が今シーズン限りとなっているデ・ヘアについて、マンチェスター・Uが1年の契約延長オプションを行使した模様だ。同選手は移籍の可能性を取り沙汰され、マンチェスター・Uとは長期契約締結に向けた交渉を行っているとも伝えられている。来夏に契約満了を迎える場合は来年1月の移籍市場から海外クラブとの交渉が可能となるため、まずは1年の契約延長オプションを行使することで、流出を阻止する狙いもあるようだ。

　同メディアは、マンチェスター・Uとデ・ヘアが今後も長期契約に向けた交渉を続ける見通しと報じている。同選手に対してはユヴェントスやパリ・サンジェルマン（PSG）が関心を示している模様で、去就に注目が集まっている。

　デ・ヘアは1990年生まれの28歳。アトレティコ・マドリードの下部組織出身で、2009年にトップチームへ昇格した。2011年夏にマンチェスター・Uへ完全移籍で加入し、5年契約を締結。2015年8月末にはレアル・マドリードへの移籍合意が報道されたが、移籍手続きの不備もあって不成立に。翌月に4年の契約延長に合意し、現行契約は2019年6月末までとなっていた。