元英代表のマーソン氏がクロップ監督の振る舞いに言及「モウリーニョだったら…」

　かつてアーセナルやアストン・ヴィラで活躍した元イングランド代表MFのポール・マーソン氏が、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督のパフォーマンスに言及した。イギリスメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

　リヴァプールは2日に行われたプレミアリーグ第14節でベルギー代表FWディヴォック・オリジのアディショナルタイムのゴールでエヴァートンを下した。この劇的ゴールの際、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、喜びのあまりピッチに走り込み、ブラジル代表GKアリソンと抱擁を交わしていた。試合後には、エバートンのマルコ・シウヴァ監督に謝罪したことを明かしていたが、イングランドサッカー協会(FA)からの処分が検討されているとも報じられている。

　同メディアにマーソン氏は自身の見解を示し、次のようにコメントしている。

「(マンチェスター・Uのジョゼ・-モウリーニョ監督だったら)25試合の停止だっただろうね。考えられないよ。もしジョゼだったらテクニカルエリアに戻るなりすぐにスタンドに退場させられていただろう。ジョゼがサウサンプトン戦でテクニカルエリアの外側に出た時はすぐに引き戻されていたからね」

「ゴールに対するパフォーマンスは、その人次第だということだ。マンチェスター・Uのサポーター以外の全員がユルゲン・クロップが大好きだ。もう一度繰り返してはいけないが、（今回の件で）誰も傷付いていないし、マルコ・シウヴァも問題ないだろう」