2得点でMOMのポグバ、指揮官が変化を語る「良さを引き出すためには…」

　マンチェスター・Uの暫定監督に任命されたオーレ・グンナー・スールシャール監督は、新体制に入り3試合で4得点を挙げているフランス代表MFポール・ポグバの急激な変化についてコメントを残している。31日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

　プレミアリーグ第20節が30日に行われ、マンチェスター・Uはボーンマスを4－1で下した。前節に続き再び2得点を挙げたフランス代表MFポール・ポグバはマン・オブ・ザ・マッチに輝き、多くのファンやメディアに称賛された。

　ポグバは以前、高額な移籍金に見合わないパフォーマンスが続いているなどと批判の対象となっていたが、スールシャール体制に入り状況は激変。攻撃面では中盤から得点をマークする一方、守備面においてもチームに大きく貢献し、絶好調と言えるパフォーマンスを見せている。

　スールシャール監督は、同選手の急激な成長について次のように語っている。

「今節ポグバが見せたパフォーマンスは最高のものだった。それはミッドフィールダーとして全てに貢献していたからだ。運動量も高かった上に、エリア内では危険な選手となっていて、迫り合いも勝っていた。そしてスキルを見せびらかすこともなかった」

「パスを受けてすぐ動き直すという、シンプルで効率的なプレーの繰り返しだった。彼自身もそういったプレーをしている時が自分の良さが引き出されていることをわかっている。後半の途中に一度シャレたパスを出し、失敗していたが、あの状況では仕方なかった」

　スールシャール監督はポグバに対して技ありパスを禁止したか問われると「そんなことは全くしていない。以前も述べたように、選手たちにはベストなコンディションでプレーして欲しいし、何上楽しんで欲しい。チームの方向性を守った上で個性を出して欲しい」と選手思いのコメントを残していた。