マンUに大打撃…リヴァプール戦でエレーラ、マタ、リンガードが負傷交代

　マンチェスター・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督が選手の負傷状況について言及した。マンチェスター・Uの公式HPが25日に伝えている。

　プレミアリーグ第27節が24日に行われ、マンチェスター・Uはリヴァプールとの”ナショナル・ダービー”に挑んだ。試合はスコアレスドローに終わったものの、マンチェスター・Uは前半の内にスペイン人MFアンデル・エレーラとスペイン人MFフアン・マタ、イングランド代表MFジェシー・リンガードが負傷交代した。

　エレーラは20分にハムストリングを痛めてブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラと交代。その5分後にマタが負傷交代した。マタに代わってピッチに入ったリンガードはリヴァプールGKアリソンと接触して負傷。わずか15分でチリ代表FWアレクシス・サンチェスが投入された。

　スールシャール監督は「マーカスも交代させるべきだった」とイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードについて言及。ラッシュフォードが足首を痛めていたことを明かし、次のように話した。

「彼は試合を通じて何度もタックルを受けた。（ジョーダン）ヘンダーソンとの接触で彼の足首は風船のように腫れた。ファウルを多く受けたと言えないなら、これが何なのか私にはわからない」

「とても心配だった。彼は戦士であり、そしてマンチェスター生まれだ。この試合の意味を分かっている。既に交代枠を使い切っていたので、彼を使うしかなかった。フットボールでは、何が起きても驚きはしない。どういう事態になっても大丈夫なように準備しないといけないんだ。仮に、前半だけで3選手がハムストリングを痛めたとしてもね」

　マンチェスター・Uは次節、アウェイでクリスタル・パレスと対戦する。指揮官は「筋肉系の問題、ハムストリングを痛めて数選手が出られない」と次節の選手起用について示唆。一方で「良い選手が揃っているので心配していない。水曜の夜も11選手が出場する。回復に2日あてられる」と自信をのぞかせた。