交代拒否騒動は「終了した」…サッリ監督がスタメン復帰のケパを称賛

　プレミアリーグ第29節が3月3日に行われ、チェルシーは敵地でフルアムと対戦し、2－1で勝利した。試合後、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、先発復帰したスペイン代表GKケパ・アリサバラガを称賛するコメントを残している。クラブ公式HPが試合後記者会見の様子を伝えた。

　この試合では、先月24日に行われたマンチェスター・Cとのカラバオ・カップ決勝で交代を拒否したことでチームから処分を受けていたケパが、スターティングメンバーに復帰した。同選手はビッグセーブを連発し、チームの勝利に貢献。試合後、サッリ監督は一連の騒動が終幕を迎えたことを明言し、同選手のパフォーマンスを称えている。

「非常に良かったね。（ケパをプレーさせることは）普通の決定だったよ。ケパは大きな過ちを犯し、クラブとチームに対して償ったんだ。そして、もうこの件は終了した」

「ケパは人間だ。彼は理解していた。今週の彼の振る舞いは非常に良かったし、今日のパフォーマンスも素晴らしかったね。私は彼のことを分かっている。彼は非常にクレバーで、素晴らしいメンタリティーの持ち主だ。彼は誤解によるミスを犯したが、もう十分だよ」

　チェルシーは次戦、7日にホームでディナモ・キエフとのヨーロッパリーグ・決勝トーナメント2回戦ファーストレグを戦う。