マンU、仏代表FWグリーズマン獲得を希望…ポグバの説得力がカギ？

　マンチェスター・Uはアトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの獲得を希望しているようだ。19日にイングランドの地元紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

　グリーズマンは昨シーズン、バルセロナ移籍が濃厚と噂されていたが、最終的にアトレティコ・マドリード残留を決意。複数メディアやファンの信頼を得て、クラブの絶対的エースとして活躍を続けていた。

　しかし今シーズン、アトレティコ・マドリードはチャンピオンズリーグ・ベスト16での敗退を屈した。リーグ戦でも首位のバルセロナとは勝ち点10差と逆転を狙うには難しい状況に陥っている。これらのパフォーマンスの低迷を受け、グリーズマンはクラブ退団を望むようになったという。

　さらに、同僚のウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンやフランス代表DFリュカ・エルナンデスの退団報道がグリーズマン自身の退団希望を加速させているようだ。主力メンバーがクラブを離れることで、今後の活躍が見込めなくなってしまうからだという。

　同紙によると、マンチェスター・Uがグリーズマンの獲得に本腰を入れているクラブだと伝えている。同国代表MFポール・ポグバが今夏の移籍市場が開幕する前に同選手を説得することができれば、移籍は実現へ大きく近づくようだ。