アーセナル、ラムジーの代役としてエイバルMFに関心…指揮官が獲得を熱望

　アーセナルがエイバル所属のスペイン人MFジョアン・ジョルダンの獲得を画策しているようだ。28日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

　2008－09シーズンからアーセナルを引っ張ってきたウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、契約満了に伴い今シーズン終了後にユヴェントスへ移籍することが決定。アーセナルは同選手の代役となる中盤の選手の確保に動いており、クラブを率いるエメリ監督がジョルダンの獲得を熱望しているという。

　ジョルダンは1994年7月生まれの現在24歳。エスパニョール、バジャドリードでのプレーを経て、2017－18シーズンからエイバルでプレーしている。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは、第28節終了時点で27試合に出場し3ゴール4アシストを記録。エイバルの中心選手として活躍を続けている。

　ジョルダンとエイバルの契約は来シーズン限りで満了を迎えるため、同選手がクラブとの契約を更新しなかった場合、来季終了後にフリートランスファーでの移籍が可能となる。同紙は、ジョルダンとクラブの契約期間が残り少なくなっていることや契約解除金が1500万ユーロ（約19億円）と安価であることから、アーセナルが実際に獲得に動いた場合はエイバルにとって難しい状況になると指摘している。