マンU、B・フェルナンデス獲得でスポルティングと合意を発表

　マンチェスター・Uは29日、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの獲得でスポルティングと合意したことを発表した。なお、今後メディカルチェックと、条件面の話し合いを行った後に、正式契約を締結することになるようだ。

　攻撃的な中盤の補強に動いていたマンチェスター・Uは昨年夏から、B・フェルナンデス獲得に動いていることが明らかになっていた。しかし、移籍金の金額で両クラブに大きく隔たりがあったことから交渉はなかなか成立せず。一部では決裂したこともささやかれていたが、ついに同選手の移籍で合意に達したことが発表された。

　移籍金は基本の5500万ユーロ（約66億円）にインセンティブが加わる形で、最大で8000万ユーロ（約96億円）となる模様。マンチェスター・Uがチャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合やB・フェルナンデスの出場数、個人成績によって追加支払いの金額が変わることになるという。

　B・フェルナンデス獲得で合意したことを受け、オーレ・グンナー・スールシャール監督はクラブ公式サイトを通じて、「スポルティングと合意に至ったことは良かった。両クラブの間ではこれまでも良い話し合いができていた。過去の歴史を見ても、我々の関係性は良好だった。これからは選手との契約、そしてメディカルも無事に終えて発表したい」と喜びを語った。

　現在25歳のB・フェルナンデスはノヴァーラやウディネーゼ、サンプドリアを経て、2017年夏にスポルティングに加入した。昨シーズンは公式戦53試合に出場して32ゴール18アシストを記録。今季はここまで公式戦28試合に出場し、15ゴール14アシストを記録している。