クロップ監督、シーズン再開に向け冷静「今フィットさせる必要はない」「これは私たちのプレシーズン」

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、シーズン再開に向けてコメントした。5月31日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　現在中断中のプレミアリーグは6月17日からの再開が合意に至り、各クラブが調整を進めている。2位マンチェスター・Cに勝ち点差25をつけ30年ぶりのリーグ制覇を見据えるクロップ監督は、自身が率いるチームについて以下のように語った。

「我々は今コンディションをフィットさせる必要はない。もちろんトレーニングの強度は激しくなっているが、おそらく19日か20日のどちらかでエヴァートンとの試合を迎えるだろう。それこそ、私たちの身体を100パーセントにさせる瞬間だ」

「それまでの約3週間は、徐々にコンディションを上げていけばいい。これは私たちのプレシーズンだ。シーズンの間にここまで長い休憩を得られることはないから、非常に重要な期間であることは間違いない」

「サッカーを全くすることなく9週間を過ごしたことは、これまで一度もなかった。とても興味深い状況だと思うし、これを楽しめているのは素晴らしいことだね。今ではコンピューターや画面を介さずピッチ上で会話ができる。とても大きな進歩だと思うよ」

　リヴァプールの正式な再開初戦は確定していないものの、クロップ監督は冷静に状況を楽しんでいるようだ。