マルシャル、マンU選手の「プレミアでのハットトリック達成」は7年ぶり

　プレミアリーグ第31節が24日に行われ、5位マンチェスター・Uと7位シェフィールド・Uが対戦。マンチェスター・Uがフランス代表FWアントニー・マルシャルのハットトリックで3－0の勝利を収めた。

　マルシャルは7分、マーカス・ラッシュフォードの折り返しにダイレクトで合わせてネットを揺らす。44分にはアーロン・ワン・ビッサカのグラウンダークロスから、ボールをゴール左下隅に流し込んで2点目をゲット。74分にはラッシュフォードとのパス交換で相手DFの背後を取り、最後は飛び出してきた相手GKとの1対1をループシュートで制した。同選手は、今季リーグ戦での得点数を「14」に伸ばした。

　データサイト『Opta』によると、マルシャルはマンチェスター・Uの選手としては約7年ぶりとなる、「プレミアリーグでハットトリックを達成した選手」に。最後にハットトリックを記録した“赤い悪魔”は元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ氏で、2013年4月22日に行われたアストン・ヴィラ戦のことだった。また、サー・アレックス・ファーガソン氏がマンチェスター・Uの監督を退任した2013年夏以降、プレミアリーグでは同クラブを除く21クラブでハットトリックが生まれていたという。

　マルシャルの活躍もあり快勝を収めたマンチェスター・Uは、1試合未消化の4位チェルシーとの勝ち点差を「2」に縮めた。マンチェスター・Uは27日にFAカップ6回戦でノリッジと対戦し、30日にはプレミアリーグ第32節で好調ブライトンと対戦する。