リヴァプール、メッシ獲得の可能性は？　クロップ監督「もちろん興味はあるけど…」

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの去就に言及した。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

　メッシは先日、下部組織時代から過ごしてきたバルセロナに対し、退団希望を通達したことが伝えられている。同選手には6億2600万ポンド（約876億円）の契約解除金が設定されているが、その獲得には複数クラブが関心。新天地候補には、“恩師”ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・Cや“親友”ネイマール擁するパリ・サンジェルマン、以前から同選手の獲得に動いていたインテルなどの名前が挙げられている。

　そんななか、リヴァプールがメッシを獲得する可能性について聞かれたクロップ監督は、次のようにコメント。歴代最高選手の1人がイングランド王者に加入する可能性を完全に否定した一方で、プレミアリーグへの参加は歓迎した。

「もちろん、興味はあるよ。自分のチームにメッシを入れたくない人なんていないだろう？　だけど、我々には（彼の獲得にかかる費用は）とてもじゃないが払えない。でも、本当にいい選手だよ！」

「（メッシがプレミアリーグに来れば）リーグにとっては素晴らしいことになる。でも、プレミアリーグがそのような目玉商品を必要としているかどうかは微妙なところだけどね。彼はスペイン以外のリーグでプレーしたことがなく、イングランドのサッカーとはだいぶ異なっている。彼を見てみたいという気持ちはあるけど、そうなるかは分からないな」

「私は今のメンバーに満足しているし、目指しているのは継続性と成長だ。他のチームが何をやるかも興味深いけど、まずは私たち自身のことに目を向けないとね」