クロップ監督、尊敬するビエルサ監督との対戦を心待ちに「非常に楽しみにしている」

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、リーズのマルセロ・ビエルサ監督について語った。11日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

　12日に迎えるプレミアリーグ第1節で、リヴァプールは昇格組のリーズと対戦する。そのリーズを率いるビエルサ監督は、自身にとって今シーズンがプレミアリーグ初挑戦。これまでアスレティック・ビルバオやマルセイユなどの指揮官として、革新的な戦術で世界から注目を集めてきた。

　昨シーズンのプレミアリーグを制したクロップ監督も、そんなビエルサ監督から影響を受けていた指導者のようだ。開幕節での対決を前に、以下のように語っている。

「私は彼を尊敬している。彼のチームの並外れたプレーを何度も見てきた。しかしその多くはニュースで得た情報で、これまで近くで見たことはなかった」

「そういった意味で私は彼のことを正確には分からない。しかし、本当に尊敬している。おそらく監督の中で、一番の働き者だ。その点で私は、彼に太刀打ちできないと思っているよ」

「彼に会えることを非常に楽しみにしている。彼は、全ての指導者にとってインスピレーションの源となる存在だ。サッカーを興味深いものにしてくれる存在だと思うね」

　リヴァプールのホーム『アンフィールド』で迎える注目の開幕節。果たしてどのような結果が待っているのだろうか。