プレミア月間MVP&フル代表デビュー弾…C・ルーウィン、充実の今季に「僕は大きく成長した」

　エヴァートンに所属するイングランド代表FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンが、インタビューに応じた。10日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　C・ルーウィンは今シーズン、エヴァートンでのリーグ戦4試合で6得点を記録し9月の月間MVPを受賞。そしてイングランドのフル代表にも初選出され、9日に行われたウェールズとの親善試合では初出場と初ゴールを記録した。今回インタビューに応じた同選手は、ここまでの自身の活躍について以下のように語っている。

「一朝一夕に成功したわけではない。今シーズンにたどり着くまでには、多くの努力や集中力を要してきた。とにかく自分自身を形成するために、良いことも厳しいことも、さまざまなことを経験してきた」

「もう4年前にエヴァートンにやってきた選手ではない。あれから僕は大きく成長したんだ。まだ23歳だけど、過去の自分に囚われることなく、今の自分がどこに向かっているのか集中するのが重要だと思っている」

　また自身の成長には、昨シーズン途中からエヴァートンの指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督の存在が大きく関与しているようだ。

「彼はまず人柄が素晴らしい。そして僕に自信を与えてくれた。何度も偉業を成し遂げ、素晴らしい選手たちと戦ってきた彼と働けるということが、僕にとって大きな後押しになったんだ。僕をエヴァートンの中心にしてくれて、得点を決めるという仕事により集中できるようになったと思っているよ」

「初ゴールを決めた後は、彼から電話があった。ただ僕は朝食を食べていたから、メッセージを送ったよ。回復のセッションを終えてこのインタビューが終わったら、また電話すると伝えたんだ」

　イングランド代表は今後11日にベルギー代表と、14日にデンマーク代表とのUEFAネーションズリーグを控えている。好調を維持するC・ルーウィンの活躍にも、注目が集まりそうだ。