トッテナムで苦しい時期を過ごすローズ [写真]=Getty Images
トッテナムに所属するイングランド代表DFダニー・ローズが、6日に行われたプレミアリーグ2(リザーブリーグ)のU-23トッテナム対U-23ダービー・カウンティ戦に出場した。
現在30歳のローズは、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルらとともに、2007年夏の移籍市場でトッテナムに加入した。加入後しばらくはレンタル移籍を繰り返していたが、徐々に左サイドバックの定位置を掴み、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の下で近年の躍進に貢献。2018-19シーズンには、チャンピオンズリーグ決勝のリヴァプール戦にも出場した。
だが、現在チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の下では出場機会が激減。公式戦出場は5試合のみにとどまり、今年1月にニューカッスルへと半年間のレンタル移籍。復帰した今夏での退団が濃厚と見られ、ジェノアなどへの移籍が噂されたものの、結局は交渉がまとまらず。モウリーニョ監督も構想外を認めるなか、背番号が与えられないまま新シーズンを迎えた。
そんなローズにとっては、6日に行われたU-23ダービー戦が今季初めての実戦となった。先発出場を果たし、主に4-3-3の左セントラルMFでプレーした模様。同選手はフル出場を果たしたが、チームは1-2で敗れている。
ローズとトッテナムの契約は2021年6月30日までとなっており、同選手の今シーズン限りでの退団は確実と言えそうだ。だが、その前に冬の移籍市場で新天地を見出すことはできるだろうか。
By サッカーキング編集部
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