G・ネヴィル氏、マンU指揮官の手腕を評価も…「トロフィーを掲げる必要がある」

　元イングランド代表DFギャリー・ネヴィル氏が、自身の古巣でもあるマンチェスター・Uのオーレ・グンナー・スールシャール監督について語った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　暫定監督時代も含めて2018年12月からマンチェスター・Uの指揮官を務めるスールシャール監督は、ここまで主要タイトルを手にすることはできていない。今シーズンもプレミアリーグで2位につけているが、G・ネヴィル氏は今シーズン中にタイトルを獲得することが、同監督の進歩を示すためにも必要だと感じているようだ。以下のように語っている。

「スールシャールがこのクラブで大きな成功を収めるには、プレミアリーグで2位になるだけでなく、トロフィーを掲げる必要がある。そうすれば本当の意味での進歩だと評価されるだろう。また、タイトルを獲得できれば、来シーズンはマンチェスター・Cを倒したいという思いを持った選手が集まってくるはずだ」

「今はFAカップかヨーロッパリーグのタイトルが残されている。いずれかを制覇することが重要になるだろう。直近のリーグ戦ではマンチェスター・Cに黒星をつけ、ウェストハムにも競り勝った。彼らはプレッシャーに襲われる中で、素晴らしい時間を過ごしていると思うよ」

　マンチェスター・Uは18日にヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦第2戦でミランと、そして21日にはFAカップ準々決勝でレスターと対戦予定。いずれも今シーズンのタイトル獲得へと繋がる重要な試合となるが、果たしてスールシャール監督は勝利を収められるか、注目が集まっている。