アレクサンダー・アーノルド(左)、マネ(中央)、ケイタ(右)らが人種差別の被害に [写真]=Getty Images
リヴァプールに所属する複数選手が、ソーシャルメディア上で人種差別の被害に遭った。
リヴァプールは6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで、レアル・マドリードに1-3の敗北を喫した。イギリス紙『インディペンデント』によると、試合後、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドやセネガル代表FWサディオ・マネ、ギニア代表MFナビ・ケイタらがインスタグラム上で人種差別の被害者になった。3選手は黒人を揶揄する“猿”や“バナナ”の絵文字がついたメッセージを受け取り、一部のユーザーから“ゴリラ”や“モンキー”などと呼ばれたという。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、インスタグラムを所有する『フェイスブック』社は、事態を受けて加害者の調査に乗り出したようだ。
また、リヴァプールは7日に人種差別行為を非難する公式声明を発表している。
「またしても悲しいことに、サッカーの試合の翌朝に忌まわしい人種差別について議論することになりました。これは全く受け入れられないことであり、止めなければなりません。リヴァプールはあらゆる形態の差別を非難しており、差別に反対するキャンペーンを続けています」
「クラブとしては、選手が必要とするあらゆるサポートを提供していきます。また、関係当局と協力して加害者を特定し、可能であれば起訴します。しかし、ソーシャルメディアのプラットフォームおよびそれらを管理する規制機関が可能な限り強力な防止策を講じるまでは、これだけでは十分ではないと考えています」
「このような状況が続くことは許されませんし、そうならないようにすることが私たち全員に課せられています」
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By サッカーキング編集部
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