ベニテス監督、マンU相手に4失点黒星もプレミア開幕へ前向き「アイデアの実行が最優先」

　エヴァートンのラファエル・ベニテス監督が、自身が率いるチームについて言及した。7日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　同日にマンチェスター・Uとのプレシーズンマッチを迎えたエヴァートンは、0－4で黒星を喫した。この試合では昨シーズン2桁得点を記録したFWドミニク・カルヴァート・ルーウィンとFWリチャーリソンが、それぞれ代表チームの活動に参加した関係でベンチ外。試合を終えたベニテス監督は、両選手の欠場がチームの敗戦に繋がったと考えているようだ。以下のように語った。

「今日はストライカーが不在だった。それぞれの選手は自分の仕事を全うしていたが、特定の選手、特に良質な前線の選手がいる場合は、全く違ったチームになるだろう。今日は彼らがいないことで、チームとしての働きが少し変わってしまったように思う」

「いくつかの部分を改善しなければならないが、最も重要なのはチームの足並みを確認することだ。我々はプレシーズンの初期から取り組んでいるプレーを実現したいと思っている。すなわち、素早くチャンスを作り前進すること。何人かの選手だけではなく、チームとして改善する必要がある」

「選手間の理解、メンタリティ、個性などをもっと確認しなければならない。そしてそれはより高い競争力を生み出すだろう。今日は相手チームの方が遥かに優れていて、対応できなかった。しかし我々にとっては、プレシーズン中にすべきアイデアの実行が最優先だ」

　エヴァートンの次戦は14日、いよいよ幕を開けるプレミアリーグ第1節でサウサンプトンをホームに迎える。