サバレタ氏が去就注目のケインにコメント「違う経験をするのに最適なタイミング」

　アルゼンチン代表DFのパブロ・サバレタ氏が、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインについて語った。イギリスメディア『BTスポーツ』が伝えている。

　サバレタ氏は昨年10月に現役を引退。現役時代はサン・ロレンソやエスパニョール、マンチェスター・C、ウェストハムでプレー。特にマンチェスター・Cでは、不動の右サイドバックとして公式戦333試合に出場し、2度のプレミアリーグ制覇、2度のリーグカップ優勝やFAカップ優勝などに貢献した。

　今夏、マンチェスター・Cはトッテナムからケインの獲得を画策。同選手もチームタイトルを熱望しているとかねてから発言しており、退団を望んでいると報じられていた。移籍が噂されるマンチェスター・CのOBであるサバレタ氏は今回ケインの移籍について言及。次のように語り移籍に適した時期だと主張している。

「我々は、お金があるかどうか、ハリー・ケインのためにお金を使うかどうかを見なければならない。彼がマンチェスター・Cでプレーする姿は見てみたいね。彼は今、違うクラブに移籍し違う経験をするのに最適なタイミングにいると思う。世界中のすべてのトップチームはシーズンに25ゴールを決められる選手を求めている。ケインはどこでも求められる存在だよ」

「セルヒオ・アグエロが退団し、ガブリエル・ジェズスしかいない状況だ。彼はトッテナムに十分貢献したし、トロフィーを狙うならば移籍を望むこともあるだろう。私たちは彼にそれだけの能力があることを知っている。マンチェスター・Cはその中の候補の一つに過ぎないと思うけどね」