マンUのサポーターが再びグレイザー家に対し抗議活動を実施した [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uのサポーターが本拠地『オールド・トラッフォード』でオーナーであるグレイザー家に対する抗議活動を行ったようだ。13日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
同メディアによると、マンチェスター・Uの小さなサポーターズ・グループがソーシャルメディア上にてグレイザー家への抗議活動を計画。現地時間15:00(日本時間14日0:00)よりスタジアムの外で抗議が開始されたと伝えている。抗議の映像はソーシャルメディア上でも共有されており、「Enough is Enough!! Glazers OUT」(いい加減にしろ! 出ていけグレイザー家)とメッセージが書かれた横断幕を掲げて、グレイザー家がクラブの経営権を手放すよう呼び掛けていたという。なお、スタジアムに隣接するクラブストアも閉鎖を余儀なくされたと報じられている。
また、この抗議行動は5月2日の「マンチェスター・U vs リヴァプール」戦直前以来のことで、その際も欧州スーパーリーグへの参戦を決定したグレイザー家に抗議を行い、サポーターがピッチに侵入したことから、試合は延期となった(延期分は5月13日に実施。結果はリヴァプールが4-2で勝利)。
マンチェスター・Uのサポーターたちは、2005年にクラブを買収したグレイザー家に長年不満を持っており、定期的に緑とゴールドのマフラーを掲げるなどして抗議の意思を表明している。
(マンチェスター・Uは、元々ニュートン・ヒースという名前で、マンチェスターの鉄道員を中心に創立されたチームだった。緑とゴールドは、そのニュートン・ヒースのチームカラーを表している)
加えて、一部のサポーターはオーレ・グンナー・スールシャール監督の解任も求める声があがっていたと報じられており、ソーシャルメディア上では「#OleOut」のタグもこの抗議の中で含まれていたようだ。
この記事には多くのコメントも寄せられており、
「よくやった。しかし、大西洋の反対側(イギリス)から、グレイザー家は一握りの抗議者によって動かされることは無いだろう…」
「毎試合ごとに抗議活動を組織する必要があるよ」
「彼らに聴く耳を持たせるには、シーズンチケットの購入や試合観戦をやめるのが唯一の方法。我々は寄生虫(グレイザー家を表現しているとみられる)によって所有されているが、試合がボイコットされるまで何も変わらない」
「グレイザー家は我々のクラブを破壊している」などの意見が書き込まれた。
幾度となくオーナーへの不満を表明してきたマンチェスター・Uのサポーターたち。彼らの行動が実を結ぶ日はやってくるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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