ウェスタン・シドニーに加入したロドウェル [写真]=Getty Images
Aリーグ・メン(オーストラリア1部)のウェスタン・シドニーは18日、元イングランド代表MFジャック・ロドウェルの加入をクラブ公式サイトで発表した。契約期間は2021-22シーズン終了までとなる。
現在30歳のロドウェルはエヴァートンの下部組織出身で、2007年12月に16歳でトップチームデビューを飾った。若くして同クラブの主力に定着し、2011年にイングランド代表デビューを果たすと、2012年夏にはマンチェスター・Cへ完全移籍。しかし、同クラブでは負傷の影響もあって定位置を掴めず、2014年夏にサンダーランドへと完全移籍する。
その後はブラックバーンを経て、2020年1月からシェフィールド・Uでプレーしていた。しかし、2020-21シーズンは1試合も公式戦に出場することができず、今夏に契約満了で同クラブを退団していた。
約2週間前からウェスタン・シドニーの練習に参加し、契約を勝ち取ったロドウェルは、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「数カ月前からオーストラリアでプレーする機会を探してい。妻が西シドニー出身ということもあり、ワンダラーズは最適な移籍先だった。オーストラリアは僕にとって第二の故郷のようなものであり、地球上で一番好きな国だし、妻とその家族の出身地でもあるんだ」
「正直なところ、プレーするのが待ち遠しい。開幕戦が(シドニーFCとの)シドニー・ダービーということで、家族みんなが見に来てくれるだろう。大きなチャンスだし、試合をとても楽しみにしているよ。この機会を与えてくれたクラブに感謝するとともに、彼らが私に示してくれた信頼に報いたい」
ウェスタン・シドニーは今オフにロドウェルのほか、ブライトンなどでプレーした元イスラエル代表FWトメル・ヘメドらを獲得。また、横浜FCからは、今季終了までの期限付き移籍でFW小川慶治朗が加入している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト