レフェリーに詰め寄るクロップ監督 [写真]=Getty Images
リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、トッテナム戦で物議を醸すこととなった判定について試合後に不満を述べた。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
リヴァプールは19日、プレミアリーグ第18節で敵地に乗り込みトッテナムと対戦。互いに新型コロナウイルスの影響を受けるチーム状況のなか、試合は先制したトッテナムに対し、リヴァプールはアンドリュー・ロバートソンの活躍もあり逆転に成功する。しかしその5分後にトッテナムがソン・フンミンのゴールで同点とすると、ゲームはこのままドローに終わった。
この試合で特にリヴァプール陣営から疑問の声が挙がったのは、VARとレッドカードをめぐるレフェリングだ。19分、トッテナムのハリー・ケインが足裏を見せてタックルしたシーンでは、ポール・ティアニー主審はVARの介入なしにイエローカードの判定を下した。その一方で、75分にロバートソンがエメルソン・ロイヤルを蹴り飛ばしたシーンでは、VARでのチェックの末にカードの色を変え、ロバートソンに退場を言い渡した。
この2つのシーンに言及したリヴァプールのクロップ監督は試合後、この日のレフェリングへの不満をこのように口にした。
「もちろん、この試合に影響を及ぼしたポイントはたくさんあった。だが、そのうちのいくつかはティアニー主審に質問した方が良さそうだね」
「(ケインへの判定は)間違いなく、もっと強くあるべきだった。ロボへのレッドカードは我々も理解はできる。彼のタックルはあまり賢いものではなかった。だがあれ(ケインのファール)は間違いなくレッドカードだろう。まったく疑う余地もないね」
「だからこそVARがあるんだろう。ロボのシチュエーションではもう一度確認しようということになった。問題ない、そのために存在するのだから。じゃあケインのシチュエーションでは何をやっていたんだ?」
「そしてディオゴ・ジョッタのPKのときもだ。ティアニー主審は私に、彼はファールをもらうために止まったと説明してきた。シュートを打つときは止まらなくてはいけないに決まっているだろう? 走りながらシュートなんて同時にできないんだから。フットボールをしたことがあれば分かるはずだ。理解できないね」
「問題ないんだ、引き分け自体は問題ない。トッテナムのホームで引き分けすら許されないと考えるほど我々の頭は悪くない。でもこれらは大事な、決定的なシーンなんだ。ナビ・ケイタからの素晴らしいパスだったのに、誰かが、フットボールでは認められていないやり方でそのシーンを終わらせた。それなのに、レフェリーもVARも何も言わないんだ」
リヴァプールのリーグ戦の連勝はこれで「6」でストップ。次節は26日、ホームでリーズと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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