今冬新加入のMFベンタンクール…スパーズ移籍は「大きな喜びであり、光栄」

　トッテナムに新加入したウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが2日、クラブ公式インタビューに応じた。

　31日にスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキとともにトッテナム加入が発表されたベンタンクール。2022FIFAワールドカップ・カタール大会南米予選を戦ったウルグアイからインタビューに応え、トッテナム加入の喜びを語った。

「素晴らしい選手がいる素晴らしいクラブで、常に全てのコンペティションに出場している。自分への関心を耳にし、とても嬉しかった。今は感謝の気持ちでこのクラブに加入したよ」

「このシャツを（着て、チームを）代表出来ることは大きな喜びであり、光栄だ。私が言ったように、スパーズは素晴らしいクラブで、ずっと好きだった素晴らしいリーグにいる。偉大な選手たちとともに楽しむ機会がある。彼ら（とのプレー）は大きく成長してくれると思うし、クラブを代表するために全力を尽くそうと努力する」

　また、自分がチームにもたらすプレーとアントニオ・コンテ監督についても言及している。

「フリースペースをカバーし、上手くボールを取り戻し、素早く前進する非常に戦術的な選手だ。もっと改善できる部分があると思うし、スパーズの一員として、自分もその能力を高めることが出来るはずだ」

「アントニオ・コンテから学ぶことを楽しみにしている。彼は偉大な監督で、勝利に飢えているし、選手たちに150%を求める。彼は精神的にも選手としても、私をさらに成長させてくれると思います。私にとって大きなモチベーションだ」

　現在24歳のベンタンクールはボカの下部組織出身。2015年にトップチーム昇格を果たすと、2017年夏にユヴェントスに移籍。この冬の移籍市場では移籍金1900万ユーロ（約24億円）でトッテナムに完全移籍することとなった。2021－22シーズンのセリエＡでは19試合に出場している。また、ウルグアイ代表には2017年10月5日のコロンビア代表戦でデビューし、これまでに47試合出場した経験を持っている。

　初のプレミアリーグの舞台となるベンタンクール。4位とは勝ち点差「2」の現在7位に位置するトッテナムを押し上げる活躍を見せられるか。