チェルシーに所属するアスピリクエタ [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが、FIFAクラブワールドカップ2021制覇に向けて意気込みを語った。8日、クラブ公式サイトが伝えている。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を9年ぶりに制したチェルシーは、2022年2月3日から開催されているクラブW杯に準決勝から登場。9日(日本時間10日1時30分キックオフ)に行われる準決勝ではアル・ヒラル(サウジアラビア/アジア王者)と対戦する。
チェルシーにとっては2度目のクラブW杯参戦となるが、2012年大会では決勝で南米王者のコリンチャンスに0-1で敗れタイトル獲得を逃した。これまでCL、ヨーロッパリーグ(EL)、UEFAスーパーカップ、プレミアリーグなど数多くの主要タイトルを獲得してきた同クラブだが、クラブW杯のタイトルはこれまで獲得することができていない。
2012年大会にも出場し、目の前でタイトルを逃した経験をしている主将のアスピリクエタは当時を振り返り、「10年経った今、これを勝つことがどれだけ難しいことか理解している」とクラブW杯制覇にかける思いを明かした。
「僕たちは当時、決勝でコリンチャンスに負けたが、僕は違う感情を持っていた。僕にとってはチェルシーでの最初のシーズンであらゆる大会に参加していた。もしかしたら、簡単なものだと思っていたかもしれない。でも、時間が経つとともにここに来られることの難しさを理解した。まず初めにプレミアリーグでCLの出場権を獲得しなければならないし、そこからすべてに勝利してやっとここに来られるんだ」
「だから、僕たちは明日から始まる試合に全力を尽くさないといけないが、とても難しい試合になると思う。それでも、過去の苦い経験が今大会の役に立つことを願っている」
さらに、「本当にモチベーションは高い」ことを強調したアスピリクエタ。「2012年に負けたことは残念だったし、クラブにとっても初めてこのタイトルを獲得することには大きな意味がある」と意気込みを語った。
「これはファンにとっても誰にとっても素晴らしい意味がある。僕たちはあらゆる旅を終えて、ヨーロッパを代表してここにいる。まずは明日で、一歩ずつ進んでいく必要がある。難しいことは理解している。でも、このような大会に参加するチャンスがあれば、それを最大限に活かして勝利したいと思う」
「(2012年は)敗北を受け入れるのは本当に辛かった。コリンチャンスがどのように試合に向けて準備していたかは見ていた。時には少しの違いが勝敗を分けるし、その日は僕たちにとって最高な状態ではなく、とても残念だった」
「まずは明日だ。トロフィーを獲得するためには決勝の前に準決勝に勝たなければいけないことはわかっている。そしてプレミアリーグから来て、自分たちの試合をしなければいけないこともわかっている。明日は難しい試合になるだろうし、最初の1分から自分たちの強みを見せなければならない」
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By サッカーキング編集部
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