5得点で先勝も…気を引き締めるペップ「まだ1試合終わっただけ」

　マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、スポルティング戦を振り返った。欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）ファーストレグが15日に行われ、マンチェスター・Cはスポルティングと対戦。7分にリヤド・マフレズが先制すると、ベルナルド・シルヴァの2ゴールやフィル・フォーデンのゴールで前半を4点リードで折り返すと、後半にはラヒーム・スターリングが追加点を挙げ、5－0で快勝した。

　大量得点で先勝したマンチェスター・Cだったが、グアルディオラ監督は試合後イギリスメディア『BT Sport』で「一部の選手はいつもよりパフォーマンスが悪かった。簡単にボールも失ったりしたが、今日はとても冷静だった。最初の7分間で彼ら（スポルティング）がどれほど優れているか分かった。私を信じてほしいが、両チームの差を見れば、0－5などありえない」と振り返った。

「フットボールには1つのルールがある。ボールを持っているときは、なるべくボールを失わないようにする。簡単なことだが、多くの場面で私たちは失ってしまった。それをヨーロッパのトップチームを相手にしてしまうと、彼らにカウンターのチャンスを与えることになる。そこは改善しなければならないところだ」

「彼らは素晴らしいチームで、ポルトガルのチャンピオンだ。彼らがどれほど優れているか、私は知っているし、彼らはいいチームだ。ただ、次のラウンドに進むための素晴らしい一歩を踏み出したのでそのことについてはとても嬉しく思っている」

　続けて、「まだ1試合が終わっただけ」であることも強調したグアルディオラ監督。「素晴らしい結果を得られたが、準々決勝に進むためにはもう1試合を行う必要がある。選手たちは私を知っている。私たちはもっとうまくできるはずだ。私は信じられないほど嬉しく思っているし、誤解はしてほしくないが、私のことも理解してほしい。私たちはもっとうまくできる」と改善を誓った。