チェルシーOBチェフが主将アスピリクエタを絶賛「彼は今、全てを勝ち取った」

　チェルシーで活躍し現在は同クラブでテクニカル&パフォーマンスアドバイザーを務める元チェコ代表GKペトル・チェフ氏がキャプテンとしてチームを引っ張るスペイン代表DFセサル・アスピリクエタを称賛している。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　アスピリクエタは2012年にチェルシーに加入し、以来約10年にわたってクラブを支え続けてきた。FIFAクラブワールドカップ2021も制し世界一となったチェルシーでキャプテンマークを巻く同選手には、クラブOBも舌を巻いているようだ。

　前回クラブワールドカップに出場し、決勝で敗れ涙を飲んだチェフ氏も「アスピは今、全てを勝ち取った。素晴らしい結果だよ。彼はすべての称賛を受けるに値するね」と絶賛。元チームメイトの同選手の加入した瞬間を振り返りつつ、活躍を喜んだ。

「2012年に来たとき、彼が最初にやることは自分のポジションを争うことだった。その前はケガで大変な時期もあったようだしね。彼は自分の居場所を求めて最初から戦い始めなければならなかったんだ」

「彼は決して期待を裏切らない選手だ。彼はハードワークし、何でもこなす。ピッチの上では正直な選手だし、ピッチの外でもハードワークしているんだ。どんな状況でも、彼は頼りになるね。それが彼の成功のキーだと思うよ」

「監督が代わっても、彼は全員からその姿勢や資質を頼りにされていた。だから今、彼はキャプテンとしてトロフィーを掲げるという大きな報酬をもらっているんだ」