値千金の勝ち越し…記録上はOGもアルテタ監督「あれはラカゼットのゴール」

　アーセナルのミケル・アルテタ監督が、契約満了が近づくフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットについてコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　アーセナルは24日にウルヴァーハンプトン（ウルヴス）と対戦。先制を許したものの、82分にニコラ・ペペのゴールで試合を振り出しに戻し後半アディショナルタイムにはついに勝ち越しに成功。エリア右から侵入したラカゼットのシュートが相手GKジョゼ・サの手をはじいてネットに吸い込まれ値千金の勝ち越しゴールとなった。

　試合後インタビューに応じたアルテタ監督は2点目のシーンについて言及。記録上はジョゼ・サのオウンゴールとなったが同監督は「私はただ、彼を称賛し、できるだけ彼を助け、サポートすることしかできない。最後に彼は報われたね。私にとっては、ラカゼットのゴールだ」と振り返った。

　また、ラカゼットはアーセナルとの現行契約が2022年6月末で満了を迎えるため退団の可能性が報じられている。アルテタ監督は同選手の去就についても言及し次のように語っている。

「シーズン終了時には何が起こるかわからない。彼がすべきことは、その未来を一度横に置くことだ。それは我々サイドのやることの一部だよ。20年間続く契約はないんだ」

「それも私たちの仕事の一部だし、意識はしなければならない。でも彼になにか言うことはないよ。ただ（活躍を）褒めるだけだ。彼は来る日も来る日も、我々と一緒にいたいと思っているように振舞っているのだからね」