トッテナム指揮官、FA杯で対戦控える英2部クラブを警戒「タフなゲームになるだろう」

　トッテナムのアントニオ・コンテ監督がFAカップについて語った。2月28日付けでイギリスメディア『ガーディアン』が報じている。

　昨年11月にトッテナムの指揮官に就任したコンテ監督は、1日にFAカップ5回戦でミドルスブラ（イングランド2部）との対戦を迎える。同大会でこれまで15試合を戦いわずか1敗しか喫していない同監督だが「このトロフィーを勝ち取るのは簡単なものではない。ミドルスブラとはタフなゲームになるだろう。彼らはマンチェスター・Uをこの大会で敗退させたチームだ」と、対戦相手へ警戒心を示した。

　また「今、イングランドでタイトルを獲得することは非常に難しい。なぜなら、最終的にはトップクラスのチームと戦わなければならないからだ。カラバオ・カップで準決勝に進出できたことはトッテナムにとって良い結果だと思うし、これを機にもっと競争力をつけて、できるだけ早くトロフィーを掲げられるようにしたい」とも続けている。

　さらにコンテ監督は「チェルシーとリヴァプールの試合を祝福したい。あの試合は見ていて興奮したし、まるでチャンピオンズリーグの決勝のようだった。素晴らしい競技だったし、イングランドはこの事実を誇りに思わなければならない」と2月27日に行われたカラバオ杯決勝についても言及した。