マンU指揮官、C・ロナウドの欠場理由を説明「股関節に問題が…」

　マンチェスター・Uを率いるラルフ・ラングニック暫定監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・C戦を欠場した理由を説明した。クラブ公式サイトが伝えている。

　プレミアリーグ第28節が6日に行われ、マンチェスター・Uはマンチェスター・Cと対戦。5分に先制点を許すと、22分にジェイドン・サンチョが同点弾を挙げたものの、28分に再び勝ち越しゴールを奪われた。その後、後半にも2失点を喫し、1－4で敗れた。

　この試合、フランス代表DFラファエル・ヴァランとイングランド代表DFルーク・ショーが新型コロナウイルス陽性で欠場を余儀なくされたほか、C・ロナウドとウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの両ストライカーもベンチから外れていた。

　ラングニック暫定監督は試合後、「私は自分たちのメディカル部門を信じなければならない」と語り、C・ロナウドが欠場した理由については次のように説明した。

「金曜日の朝、練習前にドクターが私のところに来て、クリスティアーノは股関節に問題を抱えていることから練習ができないことが伝えられた。土曜日も同じだったから、今日はメンバーに入ることができなかった」

　また、カバーニの欠場がしばらく続いていることに苛立っているかと聞かれたラングニック暫定監督は「イライラしていると言って何か助けになるのだろうか？」と仕方ないことであることを強調した。

「それはただの事実だ。選手がドクターやメディカル部門にプレーできないと伝えれば、監督としてはそれを受け入れるしかない。負傷していて出場できない選手を無理に出場させることはできない」

「エディ（カバーニ）はここ数日トレーニングをしていて、良い練習ができていたが、3回のトレーニングの後も痛みを感じていた。昨日の午後の時点で、まだプレーできる状態ではなかった。これが事実だ。もし彼がプレーできる状態ではないのなら、私は監督としてプレーを強制させることはできない」