トッテナムFWケイン、コンテ監督への信頼を強調「お互いに良い理解をしている」

　トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、同クラブのアントニオ・コンテ監督について語った。14日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　昨年11月にコンテ監督を迎えたトッテナムだが、27試合を消化して4位アーセナルとは勝ち点差6の8位。FAカップではチャンピオンシップ（2部）のミドルズブラに敗退を強いられるなど、なかなか波に乗ることができていない。しかし、チームの中心であるケインは同監督の下でのプレーについて「これ以上ない幸せ」だと信頼を寄せ、以下のように語った。

「明らかに、我々は今をプロセスのように感じている。これまでトロフィーを獲得することに挑んできたが、ここ2〜3年は調子を落としていた。アントニオは自身の文化を築きながら、我々をその場所に戻したいと考えてくれている」

「彼が入ってきてからは、お互いに良い理解をしている。選手として監督の下で成長できているなら、それが一番大事なことだ。その場にいて、自分やクラブがどこに向かっているのか分からない時が、選手として一番辛いと思う。自分が成長していることは間違いないし、チームもアントニオと共に成長している。シーズンを終えてトップ4入りを果たせると良いと思う」

　そしてケインは「まだ11試合残っているし、この調子でいけば可能性は十分あるだろう。僕や監督がコントロールできるのは、目の前の試合に臨むことだけだ。最終的にどこまでいけるか見てみよう」と、残る今シーズンの戦いへ意気込みを示した。