プレミアリーグの交代枠が来季から「5」に増加

　プレミアリーグは31日、同日に行われた株主総会を受けて決定した、来季の交代枠や今夏の移籍期間、新型コロナ対策の変更点などを発表した。

　欧州各国リーグでは近年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響や過密日程などを受け、1試合の交代枠を「5」に増加させてきたが、プレミアリーグは交代枠「3」を採用していた。しかし今回、プレミアリーグの各クラブは交代枠を「5」に増加させることに合意。これにより、来季から交代枠が「5」となること、試合中に3回、ハーフタイムに1回の交代機会が与えられることが決定した。

　また、今夏の移籍市場が他の欧州リーグ同様、6月10日から9月1日23時（日本時間2日7時）までとなることも確認された。

　その他にも、新型コロナウイルスに関する対策も更新。4月4日から選手とスタッフに対して行ってきた週2回の検査を廃止し、症状別の検査のみに移行。徐々に通常通りの運営へと戻していく考えだ。その一方で、引き続き国内の感染状況を注視し、政府や専門家による最新のガイダンスに沿って、必要に応じてリーグ全体のプロトコルを適応させていく意向も示している。