5発大勝で暫定4位浮上…コンテ監督、トッテナムには「多くの面で大きな進歩が見られる」

　トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、チームの成長に手応えを示した。3日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

　トッテナムは3日に行われたプレミアリーグ第31節でニューカッスルと対戦。相手の先制を許したものの、ウェールズ代表DFベン・デイヴィス、アイルランド代表DFマット・ドハーティ、韓国代表FWソン・フンミン、ブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル、オランダ代表FWステーフェン・ベルフワインが得点を挙げ、5－1で勝利した。3連勝で勝ち点を「54」に伸ばし、2試合消化の少ないアーセナルを得失点差でかわして、暫定ながらチャンピオンズリーグ（CL）出場圏内の4位に浮上した。

　ヌーノ前監督が率いていた9月以来のトップ4浮上となった。11月から指揮を執るコンテ監督は試合後、「技術的な面、戦術的な面、メンタリティー…多くの面で大きな進歩が見られる」と、チームの成長を実感。続けて、「ハードワークが報われ、私は幸せだ。これは選手たちにとって非常に重要なことだ。私は、素晴らしいコミットメントをしてくれる選手たちを見つけたんだ。彼らは私の過去の実績を信用してくれているようだが、今はこれが正しい道だと理解してくれている。彼らは私を信頼し、私は彼らを信頼している」と、選手たちと良好な関係を築けていることを明かした。

　また、コンテ監督は次のようにも語り、し烈を極めるCL出場権獲得争いに向けて気を引き締めている。

「このレース（CL出場権争い）では、今この瞬間に優位に立てるチームが他にもあることはよく分かっている。アーセナルは2つのゲームをプレーする必要がある。マンチェスター・Uの存在も忘れてはいけない。ウェストハムやウルヴァーハンプトンが素晴らしいシーズンを送っていることも忘れてはならない。このリーグはとても難しい」

　トッテナムは次節、9日にアウェイでアストン・ヴィラと対戦する。