ティアニー＆トーマスが負傷のアーセナル…ブライトン戦ではロコンガ先発＆2ボランチを採用か？

　アーセナルは9日に控えるブライトン戦で、久しぶりに2ボランチを採用する可能性があるようだ。8日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じている。

　アーセナルは31日のトレーニングでスコットランド代表DFキーラン・ティアニー、4日のクリスタル・パレス戦でガーナ代表MFトーマス・パルティがそれぞれ負傷。ティアニーは手術を実施し今シーズン終了、トーマスもシーズン閉幕前までの復帰が不透明な状況となっている。

　そのようなチーム状況の中で同紙は、ブライトン戦でトーマスの代役にベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガを起用し、スイス代表MFグラニト・ジャカと2ボランチを形成する可能性があると報じた。最近の試合で4－3－3のシステムをアーセナルは採用していたものの、それはトーマスの能力に拠る部分が大きかったと指摘。サンビ・ロコンガに同じような役割を期待することは難しい注文であるため、代わりにミケル・アルテタ監督は経験豊富なジャカとコンビを組んで、システムも4－2－3－1に戻すだろうとしている。

　なお、サンビ・ロコンガはスタメン出場となれば、1月23日に行われたバーンリー戦以来のスタメンとなる。

　アーセナルは現在5位。4位のトッテナムとは勝ち点差無しで、5月12日には直接対決も控えるなど、チャンピオンズリーグ（CL）出場権争いは熾烈を極めている。残り9試合、サンビ・ロコンガはチームを救う働きを見せられるか。