冨安健洋、正念場のチェルシー戦で復帰なるか…指揮官「とても近づいている」

　アーセナルのミケル・アルテタ監督が、20日に行われるプレミアリーグ第25節延期分チェルシー戦に向けて、離脱者の近況について報告した。19日にクラブ公式サイトが伝えている。

　ここのところ主力に欠場者が相次いだ影響で、アーセナルは現在3連敗中と急失速している。1試合未消化ではあるものの、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位トッテナムとの勝ち点差は「3」。また、勝ち点「54」で並ぶマンチェスター・Uには総得点の差で上回られており、アーセナルは6位となっている。

　そんななか迎えるチェルシー戦では、ふくらはぎの負傷で欠場が続いていた日本代表DF冨安健洋が出場する可能性があるようだ。アルテタ監督は冨安について、「トミは（復帰に）とても、とても近づいている。この試合が彼にとって早すぎるものになるかどうかは、今日のトレーニングセッションの後にふたたび決めることになる」と語った。

　また、キャプテンのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは、新型コロナウイルス陽性で16日の第33節サウサンプトン戦を欠場していた。指揮官は「ラカについては、今日、彼がチームで使えるかどうかを見極めることになる。彼は明らかにコロナウイルスに罹っており、数日間離脱している。だから我々は、彼の体調と、彼がチームで何らかの貢献ができるかどうかを確認しようとしているんだ」とコメントしている。