マンU相手にプレミア史上初の記録！　サラー「重要なのはチームの勝利」

　リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、プレミアリーグ史上初の記録を樹立した。

　プレミアリーグ第30節延期分が19日に行われ、リヴァプールはホームでマンチェスター・Uと対戦。5分にルイス・ディアスのゴールで先制すると、その後サラーが2ゴールを挙げるなど、4－0で快勝した。

　敵地『オールド・トラフォード』で行われた第9節の対戦でもハットトリックを達成し、5－0での勝利に貢献していたサラー。データサイト『OPTA』によると、同選手はマンチェスター・U相手に1シーズンで5ゴールを奪ったプレミアリーグ史上初の選手になったという。

　新記録を樹立したサラーは試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』で「中盤と最終ラインが僕たちを楽にしてくれるんだ。彼らは常に1対1の状況でボールを与えようとしてくれる。だから、彼らが僕たちを楽にしてくれている」と振り返った。

「ここでもクリーンシートを達成し、あっちでも達成した。彼らは得点を奪いやすくしてくれる。僕たちは得点を奪いたいと思っているし、一度得点を決めたら、2点目、3点目も狙っている。ここでもアウェイでも最高のパフォーマンスを見せることができた。このように続けていきたいね」

　また、今シーズンの得点ランキングで首位に立つサラーだが、この試合のゴールが3月12日に行われた第29節のブライトン戦以来、約1カ月ぶりのゴールとなった。しばらく得点を決めることができずにいた同選手だが、自分の記録よりもチームの成績の方が重要であることを強調した。

「これまで何度も言ってきたが、このクラブのために多くのゴールを奪ってきて、これからも決め続けるだろう。運が悪いことも時々あるが、最も重要なことはチームの勝利だ。もし、チームが勝つことができていなかったら、僕は幸せではない。でも、チームが勝てばすべてうまくいくので、心配はしていなかった」

　20日にブライトン戦を控えるマンチェスター・Cを上回り、暫定ながら首位に浮上したリヴァプールだが、サラーは「素晴らしいけど、明日まで待たないとね。なぜなら、シティは簡単にポイントを失うようなチームではないからだ。僕たちは自分たちのことだけに集中しなければならない。それ以外のことは僕たちにはできない。自分たちの試合に集中してどうなるかは見ていこう」と優勝争いについて語った。