トッテナム時代のオーリエ(左)とモウリーニョ(右) [写真]=Getty Images
ビジャレアルに所属するコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエが、トッテナム時代を振り返り、同クラブで師事したジョゼ・モウリーニョ監督(現ローマ)に言及した。25日にイギリス紙『テレグラフ』が伝えた。
現在29歳のオーリエは、2017年夏から昨シーズンまでトッテナムに在籍。2019年11月から2021年4月までチームを率いたモウリーニョ監督の下では、公式戦通算56試合に出場して4ゴール7アシストを記録した。
ただ、モウリーニョ監督のトッテナムでの挑戦は失敗に終わり、その輝かしいキャリアに汚点を残すことになった。『テレグラフ』紙のインタビューで当時を振り返ったオーリエは、アシスタントコーチのジョアン・サクラメント氏がチームと良好な関係を築けなかったことが、不振の大きな要因だったと考えているようだ。
「彼は今でも偉大な指導者だけど、サッカーは10年前と比べて違うものになっている。選手たちは時折、もっと愛情や関心が必要になるんだ。僕が言いたいのはジョゼについてではなく、彼のアシスタントについてだ。ジョアンは付き合いにくい人物で、ドレッシングルームとは良好な関係を築けていなかった。そのせいで何もかもが悪化したんだ。良好なコミュニケーションが欠如していた」
「彼はもっと、選手の背後にいる人間に気を配る必要があった。ネガティブなメッセージを送るのではなく、良い雰囲気を与えてくれるような、落ち着かせてくれる人が必要なんだ。すべてはそこから始まったんだと思う」
一方でオーリエは、モウリーニョ監督については次のようにコメント。時折衝突しながらも、信頼関係を築けていたと明かした。
「ある日、僕らは戦術的な問題をめぐって口論になった。僕は彼の決断に満足していなかったから、彼のオフィスに話をしに行ったんだ。彼は正直な選手が好きだから、何の問題もなく話せた。その翌日には問題が解決した。モウリーニョは人の話を聞いてくれるし、そして彼の考えも伝えてくれるから好きだよ」
「彼を憎み、殺してやりたいと思うことも時々あるけど、それでも彼のことが大好きなんだ。彼のキャラクターは生まれながらの勝者であり、彼とは多くの面で意気投合した。彼に恨みはない」
そんなモウリーニョ監督だが、2021年4月25日に行われたカラバオ・カップ決勝マンチェスター・C戦(●0-1)の1週間前に電撃解任されてしまった。トッテナムの決断は当時大きな波紋を呼んだが、オーリエは次のように語り、解任のタイミングに一定の理解を示している。
「僕たちは良い雰囲気でなかったし、クラブもハッピーではなかった。もし彼と一緒にあの決勝戦で勝っていたら…と想像してみるといい。もしかしたら、クラブは彼に残ってもらおうと狂喜乱舞し、タイトルを獲った後の短絡的な考えだけで契約更新を申し出ていたかもしれない。そして、もしクラブが本当に彼を解雇したかったとしても、カラバオ・カップで優勝した後では不可能だっただろう」
【PR】「U-NEXTサッカーパック」でプレミアリーグ全試合&FAカップ独占配信
「U-NEXTサッカーパック」は、U-NEXTが提供するサッカーコンテンツに特化したプラン(月額2,600円・税込)。
「プレミアリーグ」を全試合独占で配信するほか、「ラ・リーガ」「FAカップ」なども視聴可能だ。
「サッカーパック」単体契約も可能だが、通常の「月額プラン(月額2,189円税込)」の無料トライアル登録&「サッカーパック」契約がとってもおトク。
専用ページから無料トライアルに登録すると、サッカーパックの支払いに利用できる1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、初月はなんと1,400円(税込)で「サッカーパック」と「月額プラン」をダブルで楽しめる!
月額プランに加入すれば映画・アニメ・ドラマ等が見放題。サッカーもエンタメも楽しみたい方にオススメだ。
- ① 「U-NEXTサッカーパック」はプレミアリーグ、ラ・リーガ1部を全試合配信!
- ② FAカップ、コパ・デル・レイなども独占配信決定!
- ③ 無料トライアル登録&サッカーパック契約で、初月は1,400円!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト