白熱の一戦は痛み分けに [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第36節が7日に行われ、リヴァプールとトッテナムが対戦した。
首位マンチェスター・Cを勝ち点1差で追うリヴァプール。今節は先に試合を行うため、勝利してマンチェスター・Cにプレッシャーをかけたい。3トップにはモハメド・サラー、サディオ・マネ、ルイス・ディアスが並んだ。一方のトッテナムも来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の4位アーセナルを勝ち点2差で追うため、アウェイでのリヴァプール戦と言えども、負けられない試合となった。
試合は戦前の予想通り、リヴァプールがボールを保持し、トッテナムがカウンターを狙う展開に。リヴァプールは高い位置からのプレッシャーをかけつつ、ボール保持時はチアゴ・アルカンタラのゲームメイクやルイス・ディアスの仕掛けなどからチャンスをうかがう。トッテナムは丁寧にマークを受け渡しながら、ボールを奪ったら幅を取りつつ、ハリー・ケインやデヤン・クルゼフスキから一気に相手ゴール前を狙う姿勢を見せていく。
39分、リヴァプールは左CKからフィルジル・ファン・ダイクが頭であわせたがクロスバー上部をヒット。トッテナムも42分にカウンターからソン・フンミンがため、ピエール・エミール・ホイビュルクがミドルシュートで狙ったが、こちらもゴールポスト左外側に当たってゴールならず。前半はスコアレスで折り返す。
後半もリヴァプールが保持する展開でスタートしたが、56分にトッテナムが先制する。GKウーゴ・ロリスからのミドルパスを左サイドに流れていたエメルソン・ロイヤルが受けると、ラフに前線右へ。ケインが巧みに収め、左サイドを駆け上がったライアン・セセニョンに渡し、折り返しをソン・フンミンが決めた。
先行を許したリヴァプールは選手交代で前線の枚数を増やすと74分、右サイドのスローインから中央のマネ、チアゴとボールがわたり、最後はルイス・ディアスがミドルシュート。これが相手ブロックに当たってコースが変わり、ゴール左隅に吸い込まれた。
リヴァプールは勝ち越し点を奪いに行くが、トッテナムはそれを許さず。試合は1-1のドローに終わり、リーグ制覇を目指すリヴァプールは暫定首位に立ったものの、8日に試合を控えるマンチェスター・Cと勝ち点で並ぶにとどまった。チャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すトッテナムも同じく8日に試合を控えるアーセナルと勝ち点1を縮めるのみとなった。なお、リヴァプール所属の南野拓実はベンチ外だった。
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By サッカーキング編集部
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