アーセナルがMFエルネニーと契約延長！　アルテタ監督「チームにとって本当に大切な存在」

　アーセナルは25日、エジプト代表MFモハメド・エルネニーとの契約延長を発表した。

　イギリス紙『イヴニング・スタンダード』によると、新契約は2023年6月30日までとなり、1年の延長オプションが付いているようだ。

　現在29歳のエルネニーは2016年1月にバーゼルからの完全移籍でアーセナルに加入。2019－20シーズンはベシクタシュへの期限付き移籍を経験するなどスタメン定着には至っていないが、縁の下の力持ちとして公式戦通算147試合に出場している。

　今季はほとんど出場機会を得られず、前回契約の満了に伴う今夏の退団が予想されていた。それでも、ガーナ代表MFトーマス・パルティの負傷でシーズン終盤戦にチャンスを得ると、安定したパフォーマンスを披露。出場した7試合で5勝2敗に貢献した。

　エルネニーは契約延長に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。「このクラブを愛しているし、家族の一員のように感じている。この素晴らしいクラブ、この素晴らしい家族と続けて行いきたい。とても幸せだし、将来がとても楽しみだ」と喜びを示した。

　また、アーセナルのミケル・アルテタ監督もコメント。「モーはチームにとって本当に大切な存在だ。彼はチームに限りないエネルギーと熱意、そして献身性をもたらし、みんなから愛されている。彼はピッチ内外で我々にとって重要な選手であり、若い選手たちの真のお手本であり、彼が残ってくれることを嬉しく思う」と、エルネニーに信頼を寄せている。