多数のビッグクラブからの関心が伝えられているヌニェス [写真]=Getty Images
リヴァプールがベンフィカに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの獲得に興味を示しているようだ。6日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現在22歳のヌニェスは、高い決定力や足元のテクニック、裏への鋭い抜け出しなどを兼ね備える187センチの大型FW。母国ペニャロールの下部組織出身で、ペニャロールのトップチームやスペインのアルメリアを経て、2020年9月にベンフィカに加入。ベンフィカではここまで公式戦85試合に出場し、48ゴール16アシストを記録。ウルグアイ代表としても11試合に出場し2ゴールという記録を残している。
ベンフィカとの現行契約は2025年6月までとなっているものの、以前からパリ・サンジェルマン(PSG)やチェルシー、アーセナルといったビッグクラブからの関心が伝えられ、今夏の移籍市場では争奪戦になることが予想されている。すでにエリック・テン・ハフ氏が新監督に就任したマンチェスター・Uが交渉を開始したとも報じられているが、この度リヴァプールもヌニェスの争奪戦に参戦したようだ。
報道によれば、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)での対戦時に、2ゴールを奪う活躍を見せたヌニェスを絶賛しているとのこと。以前、取材に対し「彼(ヌニェス)は身体能力が高く、フィニッシュも非常に落ち着いている。ケガさえなければ彼には大きなキャリアが待っている」と発言したとも報じられており、その才能を高く評価しているようだ。セネガル代表FWサディオ・マネのリヴァプール退団も噂され、来シーズンに向けて前線の補強が必要とされていることからも、ヌニェス獲得に関心を寄せているとされている。
同紙はヌニェス本人がCLでのプレーを希望している点を指摘し、仮にマンチェスター・Uとリヴァプールとの間で争奪戦になった場合、交渉はリヴァプールに有利であるとの見方を示している。しかしイギリス紙『タイムズ』によれば、リヴァプールは仮に巨額の移籍金を要求された場合には、争奪戦から撤退する可能性もあるとのこと。6800万ポンド(約110億円)とも報じられているベンフィカの要求額をリヴァプール側がどのように捉えるのかという点が、今後の交渉を左右するポイントになると指摘している。
果たして“人気銘柄”となっている大型ストライカーは、今夏にどのような決断を下すのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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