退団噂のC・ロナウドもモデルに…マンUが襟付きの新ホームユニを発表

　マンチェスター・Uは8日、2022－23シーズンに着用するホームユニフォームを発表した。

　2015－16シーズンからアディダスとの新たなパートナーシップが始まって以降、初の襟付きモデルが登場。襟の部分は1990年から1992年にかけて着用されたアディダス製のモデルからインスピレーションを受け、M字の幾何学模様が施されている。

　また、全体には赤いピンストライプが組み込まれたクラシカルな仕上がりに。右胸のアディダスロゴは黒のアウトラインに白で描かれ、左胸のクレストは5角形の盾型で縁取られている。アディダスの特徴である肩の3本線は黒となった。そして、ユニフォームの中央にはTeamViewerのロゴ、左袖にはDXCテクノロジーのロゴが配置されている。

　なお、新ユニフォームは、7月12日にタイのバンコクで行われるプレシーズンマッチのリヴァプール戦で着用される予定となっている。

　アディダスのデザインディレクターであるイニゴ・ターナー氏は、ユニフォームのデザインについて次のようにコメントした。

「ポロ襟はマンチェスター・ユナイテッドの代名詞であり、襟を立てたり折ったりすることで、クラブの偉大な瞬間の多くで主役の役割を果たしてきたのです。このような豊かな歴史を持つクラブの最も伝説的なキットとプレーヤーに敬意を表しながら、クラブのDNAを流れる強いビジュアル・アイデンティティとパターンに新しい視点を加えて、現代にもたらされたホームの本質を捉えたいと思ったのです」

　ユニフォームの告知では、新シーズンから背番号「8」を背負うポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス、今夏の退団が噂され「家庭の都合」によりタイ遠征に帯同しない同国代表FWクリスティアーノ・ロナウドらがモデルに起用された。また、“襟立て”スタイルで人気を博したクラブレジェンドの元フランス代表FWエリック・カントナ氏も登場した。