ラングレがスパーズに1年のローン移籍！　「トッテナムでトロフィーを勝ち取りたい」

　トッテナムは8日、バルセロナからフランス代表DFクレマン・ラングレを1年のローン移籍で獲得したことを発表した。

　現在27歳のラングレは、ナンシーの下部組織出身。2014年夏にトップチーム昇格を果たすと、2017年1月にセビージャへと完全移籍。2018年夏にはバルセロナに加入し、ラ・リーガ優勝も経験した。フランス代表では2019年のデビュー以来、合計15試合の出場歴がある。

　ラングレはクラブ公式サイトにて、コメントを残している。

「新たなチームメイト、スタジアム、街でシーズンをスタート出来るのがとても楽しみだ。僕にとって、全てが新しいことだけど、僕はハングリーだし、プレーしたい。チームがトロフィーを勝ち取り、全ての大会で戦うのに貢献するため、最高のサッカー選手になりたい」

「まずは、良いチームメイトになりたいし、強くアグレッシブで、チームとしてボールを奪い返すのを助けることが出来るDFになりたい。良いDFになり、良い選手になり、チームを助けることがとても重要だ」

　また、アントニオ・コンテ監督との仕事に関しても興奮を露わにしている。

「多くのトロフィーを獲得し、多くの経験を積んできた『ミスター』だ。僕にとって『ミスター』と仕事をし、サッカーについて彼が知っていることを全て学ぶのは素晴らしい瞬間だ」

　最後に、2022－23シーズンの目標について問われると、以下のように答えてインタビューを終えた。

「多くの試合に出場し、勝ちたい。なぜなら、プレーしても、勝てなければ幸せじゃないからだ。多くの試合に勝って幸せになりたいし、頂点で戦いたい。それが夢だし、このトッテナムでトロフィーを勝ち取りたいね」

　すでにクロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチ、マリ代表MFイブ・ビスマ、イングランド代表GKフレイザー・フォースター、ブラジル代表FWリチャーリソンも獲得しているトッテナム。5人目ラングレの獲得で、コンテ率いるスパーズは着々と臨戦態勢を整えている。